誰が契約しても電気代が安くなる夢のような料金プラン、そんなものはあるのでしょうか?
もしあるならぜひ乗り換えて電気代を安くしたいですよね。
この記事では世帯人数ごとにどれくらい電力量を使用しているのかを解説して、どのパターンでも安くなる料金プランがあるのかを調査しています。
この記事を読めば万能な料金プランが存在するのか理解することができます。
世帯ごとの使用電力量は?

それでは一般家庭でどれくらいの電力量を使用しているか見ていきましょう。
世帯人数ごとの月の平均的な消費電力量の一覧は以下のようになっています。
あくまで全国平均の数字ですが、あなたのひと月の使用電力量はこれに対してどうでしょうか?
早速確認してみましょう。
確認はwebや紙の「電気使用量のお知らせ(検針票)」で行うことができます。
参考に私の先月の使用量は61kwでした。

1人暮らしというのと住まいは大阪で暑さ寒さが厳しい地域ではないので、平均よりはかなり少ない使用量となっています。
さて、全国平均の消費電力量も分かったところで、万能な料金プランがあるか見ていきましょう!
万能な料金プランは存在するのか?

今回は万能な料金プランの候補として、関西電力の「従量電灯A」プランの料金システムに全国平均の消費電力量を当てはめて確認しようと思います。
このプランを選んだ理由としては私自身契約していてかなり安いと思いますし、
大手の電力会社ということもあって信頼できる情報になると考えたからです。
それでは料金システムを見ていきましょう。
引用元:関西電力HP(https://kepco.jp/ryokin/menu/dento_a/)
このプランでは三段階料金システムを採用しています。
三段階料金とは電力使用量に応じて、単価設定を3段階に分けたものです。
電力を使用すればするほど、単価が高くなっていくように設定されています。
この料金表に世帯人数ごとの全国平均の電力量を入れて計算した電気料金は以下のようになりました!
次はこの料金を世帯人数別の平均電気代と比較したいと思います。
2021年の世帯人数別の平均電気代は以下のようになっています。
(1人世帯:家計調査/家計収支編 単身世帯|e-stat参照)
(2人~6人以上世帯:家計調査/家計収支編 二人以上の世帯|e-stat参照)
この二つのデータを表に整理すると以下のようになります!
「従量電灯A」プラン電気代 | 平均電気代 | |
1人世帯 | 5135円 | 5468円 |
2人世帯 | 9324円 | 9183円 |
3人世帯 | 11078円 | 10655円 |
4人世帯 | 12007円 | 11376円 |
5人世帯 | 13761円 | 12423円 |
6人世帯以上 | 17475円 | 14852円 |
2つのデータを比較すると1人世帯の場合は「従量電灯A」プランが平均電気代を下回っていますが、2人以上の時は平均電気代を上回ってしまいました、、、
「従量電灯A」プランは万能ではなかったですね。。
結論ー万能な料金プランはない

他のプランも色々見てみましたが、やはりどんな条件でも一番安い料金プランは存在しませんでした。
最近は電力自由化にも伴い、様々な料金プランがあります。
電気を多く使用する人向けのプランであったり、昼間より夜間に電気を使用する人向けのプランなどその種類は多岐にわたります。
そのため、大事なのは自分の生活スタイルに合った料金プランを見つけることです。
電力会社の切り替えについてはこの記事で詳しく述べているのでチェックしてみてください!
[一瞬で月3000円以上節約も]電力会社の切替が節約の近道だ!
このブログではこれからも色々な電力会社の料金プランを紹介していきます!
ではまた🙌