みなさんはJ:COM電力はどのような電力サービスかご存じですか?
検討はしているけど、実際契約すべきかわからないという方も多いのではないでしょうか。
この記事ではJ:COM電力がどのような電力サービスなのか、乗り換えると電気代は安くなるのかを解説しています。
J:COM電力を検討している方は、この記事を読んで判断材料にしてみてください。
J:COM電力とは?

J:COM電力は国内最大手のケーブルテレビ事業を展開するJ:COM株式会社が運営している電力サービスです。
2016年より一般家庭向けの電力販売を開始し、2021年4月には契約世帯が100万件を突破しています。
供給エリアは北海道・東北・東京・関西・中国・九州電力エリアとなっていて、幅広い地域でサービスを受けることができます。
J:COM電力と契約するメリットとしてはケーブルテレビ、インターネット回線といったサービスを利用していなくても割引を受けられるという点です。
月の電力使用量が120kWh以下の場合は0.5%、120~280kWhまたは300kWhの場合は1%、280kWhまたは300kWh以上の場合は10%だけ電力量料金から割引されます。
さらに今ならJ:COM電力に新規加入すると、集合住宅の場合は総額3960円、戸建て住宅の場合は総額7920円だけお得になります。
引用元J:COM電力HP(https://www.jcom.co.jp/service/electricity/campaign/ele_set/)
各地域の料金プランの確認と比較
J:COM電力では各地域ごとで電気料金が違います。
1地域ごとに一般家庭向きプランの確認をしていきますので、自分が住んでいる地域の料金プランを確認してみてください。
また、それぞれの地域ごとにその地域の大手電力会社と料金比較を行い、J:COM電力に乗り換えると安くなるのかを検証していきます。
それでは北海道電力エリアから見ていきます。
北海道電力エリアの料金プラン
北海道電力エリアの一般家庭向き料金プランは「家庭用コース従量B」です。
このプランは北海道電力の「従量電灯B」に相当しています。
「家庭用コース従量B」の料金プランは以下のようになっています。
区分 | 単位 | 料金単価 | |
基本料金 | 10アンペア(A) | 1契約 | 341.00円 |
15アンペア(A) | 511.50円 | ||
20アンペア(A) | 682.00円 | ||
30アンペア(A) | 1023.00円 | ||
40アンペア(A) | 1364.00円 | ||
50アンペア(A) | 1705.00円 | ||
60アンペア(A) | 2046.00円 | ||
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 23.97円×0.5%割引 |
120kWhを超え280kWhまで | 30.26円×1%割引 | ||
280kWhを超える分 | 33.98円×10%割引 | ||
最低月額料金 | 1契約 | 250.80円 |
引用元:J:COM電力HP
この料金表をもとに北海道電力の「従量電灯B」との電気代比較を行っていきます。
従量電灯Bの料金表は以下のようになっています。
区分 | 単位 | 料金単価 | |
基本料金 | 10アンペア(A) | 1契約 | 341.00円 |
15アンペア(A) | 511.50円 | ||
20アンペア(A) | 682.00円 | ||
30アンペア(A) | 1023.00円 | ||
40アンペア(A) | 1364.00円 | ||
50アンペア(A) | 1705.00円 | ||
60アンペア(A) | 2046.00円 | ||
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 23.97円 |
120kWhを超え280kWhまで | 30.26円 | ||
280kWhを超える分 | 33.98円 | ||
最低月額料金 | 1契約 | 250.80円 |
引用元:北海道電力HP
今回は北海道電力エリアの一般家庭の平均的な条件をそれぞれの料金表に当てはめて比較したいと思います。
この条件で計算すると結果はこうなります。(※2022年7月時点)
J:COM電力のほうが1か月216円、年間だと2592円安くなります。
さらに今ならJ:COM電力に新規加入すると、集合住宅の場合は総額3960円、戸建て住宅の場合は総額7920円だけお得になります。
東北電力エリアの料金プラン
東北電力エリアの一般家庭向き料金プランは「家庭用コース従量B」です。
このプランは東北電力の「従量電灯B」に相当しています。
「家庭用コース従量B」の料金プランは以下のようになっています。
区分 | 単位 | 料金単価 | |
基本料金 | 10アンペア(A) | 1契約 | 330.00円 |
15アンペア(A) | 495.00円 | ||
20アンペア(A) | 660.00円 | ||
30アンペア(A) | 990.00円 | ||
40アンペア(A) | 1320.00円 | ||
50アンペア(A) | 1650.00円 | ||
60アンペア(A) | 1980.00円 | ||
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 18.58円×0.5%割引 |
120kWhを超え300kWhまで | 25.33円×1%割引 | ||
300kWhを超える分 | 29.28円×10%割引 | ||
最低月額料金 | 1契約 | 261.80円 |
引用元:J:COM電力HP
この料金表をもとに東北電力の「従量電灯B」との電気代比較を行っていきます。
従量電灯Bの料金表は以下のようになっています。
区分 | 単位 | 料金単価 | |
基本料金 | 10アンペア(A) | 1契約 | 330.00円 |
15アンペア(A) | 495.00円 | ||
20アンペア(A) | 660.00円 | ||
30アンペア(A) | 990.00円 | ||
40アンペア(A) | 1320.00円 | ||
50アンペア(A) | 1650.00円 | ||
60アンペア(A) | 1980.00円 | ||
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 18.58円 |
120kWhを超え300kWhまで | 25.33円 | ||
300kWhを超える分 | 29.28円 | ||
最低月額料金 | 1契約 | 261.80円 |
引用元:東北電力HP
今回は東北電力エリアの一般家庭の平均的な条件をそれぞれの料金表に当てはめて比較したいと思います。
この条件で計算すると結果はこうなります。(※2022年7月時点)
J:COM電力のほうが1か月394円、年間だと4728円安くなります。
さらに今ならJ:COM電力に新規加入すると、集合住宅の場合は総額3960円、戸建て住宅の場合は総額7920円だけお得になります。
東京電力エリアの料金プラン
東京電力エリアの一般家庭向き料金プランは「家庭用コース従量B」です。
このプランは東京電力の「従量電灯B」に相当しています。
「家庭用コース従量B」の料金プランは以下のようになっています。
区分 | 単位 | 料金単価 | |
基本料金 | 10アンペア(A) | 1契約 | 286.00円 |
15アンペア(A) | 429.00円 | ||
20アンペア(A) | 572.00円 | ||
30アンペア(A) | 858.00円 | ||
40アンペア(A) | 1144.00円 | ||
50アンペア(A) | 1430.00円 | ||
60アンペア(A) | 1716.00円 | ||
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 19.88円×0.5%割引 |
120kWhを超え300kWhまで | 26.48円×1%割引 | ||
300kWhを超える分 | 30.57円×10%割引 | ||
最低月額料金 | 1契約 | 235.84円 |
引用元:J:COM電力HP
この料金表をもとに東京電力の「従量電灯B」との電気代比較を行っていきます。
従量電灯Bの料金表は以下のようになっています。
区分 | 単位 | 料金単価 | |
基本料金 | 10アンペア(A) | 1契約 | 286.00円 |
15アンペア(A) | 429.00円 | ||
20アンペア(A) | 572.00円 | ||
30アンペア(A) | 858.00円 | ||
40アンペア(A) | 1144.00円 | ||
50アンペア(A) | 1430.00円 | ||
60アンペア(A) | 1716.00円 | ||
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 19.88円 |
120kWhを超え300kWhまで | 26.48円 | ||
300kWhを超える分 | 30.57円 | ||
最低月額料金 | 1契約 | 235.84円 |
引用元:東京電力エナジーパートナーHP
今回は東京電力エリアの一般家庭の平均的な条件をそれぞれの料金表に当てはめて比較したいと思います。
この条件で計算すると結果はこうなります。(※2022年7月時点)
J:COM電力のほうが1か月121円、年間だと1452円安くなります。
さらに今ならJ:COM電力に新規加入すると、集合住宅の場合は総額3960円、戸建て住宅の場合は総額7920円だけお得になります。
九州電力エリアの料金プラン
九州電力エリアの一般家庭向き料金プランは「家庭用コース従量B」です。
このプランは九州電力の「従量電灯B」に相当しています。
「家庭用コース従量B」の料金プランは以下のようになっています。
区分 | 単位 | 料金単価 | |
基本料金 | 10アンペア(A) | 1契約 | 297.00円 |
15アンペア(A) | 445.50円 | ||
20アンペア(A) | 594.00円 | ||
30アンペア(A) | 891.00円 | ||
40アンペア(A) | 1188.00円 | ||
50アンペア(A) | 1485.00円 | ||
60アンペア(A) | 1782.00円 | ||
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 17.46円×0.5%割引 |
120kWhを超え300kWhまで | 23.06円×1%割引 | ||
300kWhを超える分 | 26.06円×10%割引 | ||
最低月額料金 | 1契約 | 314.79円 |
引用元:J:COM電力HP
この料金表をもとに九州電力の「従量電灯B」との電気代比較を行っていきます。
従量電灯Bの料金表は以下のようになっています。
区分 | 単位 | 料金単価 | |
基本料金 | 10アンペア(A) | 1契約 | 297.00円 |
15アンペア(A) | 445.50円 | ||
20アンペア(A) | 594.00円 | ||
30アンペア(A) | 891.00円 | ||
40アンペア(A) | 1188.00円 | ||
50アンペア(A) | 1485.00円 | ||
60アンペア(A) | 1782.00円 | ||
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 17.46円 |
120kWhを超え300kWhまで | 23.06円 | ||
300kWhを超える分 | 26.06円 | ||
最低月額料金 | 1契約 | 314.79円 |
引用元:九州電力HP
今回は九州電力エリアの一般家庭の平均的な条件をそれぞれの料金表に当てはめて比較したいと思います。
この条件で計算すると結果はこうなります。(※2022年7月時点)
J:COM電力のほうが1か月263円、年間だと3156円安くなります。
さらに今ならJ:COM電力に新規加入すると、集合住宅の場合は総額3960円、戸建て住宅の場合は総額7920円だけお得になります。
関西電力エリアの料金プラン
関西電力エリアの一般家庭向き料金プランは「家庭用コース従量A」です。
このプランは関西電力の「従量電灯A」に相当しています。
「家庭用コース従量」の料金プランは以下のようになっています。
区分 | 単位 | 料金単価 | |
基本料金 | 最初の15kWhまで | 1契約 | 341.01円 |
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 20.31円×0.5%割引 |
120kWhを超え300kWhまで | 25.71円×1%割引 | ||
300kWhを超える分 | 28.70円×10%割引 |
引用元:J:COM電力HP
この料金表をもとに関西電力の「従量電灯A」との電気代比較を行っていきます。
従量電灯Aの料金表は以下のようになっています。
区分 | 単位 | 料金単価 | |
基本料金 | 最初の15kWhまで | 1契約 | 341.01円 |
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 20.31円 |
120kWhを超え300kWhまで | 25.71円 | ||
300kWhを超える分 | 28.70円 |
引用元:関西電力HP
今回は関西電力エリアの一般家庭の平均的な条件をそれぞれの料金表に当てはめて比較したいと思います。
この条件で計算すると結果はこうなります。(※2022年7月時点)
J:COM電力のほうが1か月181円、年間だと2172円安くなります。
さらに今ならJ:COM電力に新規加入すると、集合住宅の場合は総額3960円、戸建て住宅の場合は総額7920円だけお得になります。
中国電力エリアの料金プラン
中国電力エリアの一般家庭向き料金プランは「家庭用コース従量A」です。
このプランは中国電力の「従量電灯A」に相当しています。
「家庭用コース従量」の料金プランは以下のようになっています。
区分 | 単位 | 料金単価 | |
基本料金 | 最初の15kWhまで | 1契約 | 336.87円 |
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 20.76円×0.5%割引 |
120kWhを超え300kWhまで | 27.44円×1%割引 | ||
300kWhを超える分 | 29.56円×10%割引 |
引用元:J:COM電力HP
この料金表をもとに中国電力の「従量電灯A」との電気代比較を行っていきます。
従量電灯Aの料金表は以下のようになっています。
区分 | 単位 | 料金単価 | |
基本料金 | 最初の15kWhまで | 1契約 | 336.87円 |
電力量料金 | 最初の120kWhまで | 1kWh | 20.76円 |
120kWhを超え300kWhまで | 27.44円 | ||
300kWhを超える分 | 29.56円 |
引用元:中国電力HP
今回は中国電力エリアの一般家庭の平均的な条件をそれぞれの料金表に当てはめて比較したいと思います。
この条件で計算すると結果はこうなります。(※2022年7月時点)
J:COM電力のほうが1か月444円、年間だと5328円安くなります。
さらに今ならJ:COM電力に新規加入すると、集合住宅の場合は総額3960円、戸建て住宅の場合は総額7920円だけお得になります。
結論ーJ:COM電力に乗り換えると安くなる
各地域ごとにJ:COM電力と大手電力会社の一般家庭向きプランの料金比較をしましたが、
いずれの地域でもJ:COM電力の料金プランのほうが安くなりました。
このことから、僕はJ:COM電力は電気料金も十分安いし契約してもいい電力サービスだと思います。
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